第14回ハースストーンクイズ
こんばんは。石炭になり損なった珪化木のような人生を歩んでいるトヅカです。
突然ですが皆さん、身体は石で出来てますか?
▲ 「意志は……屈せず」
というわけで、今回はワイルド・フォーマットから10問+難問を1問ご用意しました。記事の下部には解答・解説も合わせて掲載していますので炉端の集いでの出し物や、ランダムな友達1体に8ダメージを与えるときなどご自由にお使いください。
【問題】
Q01. このカードの名前を答えなさい。
Q02. 次の一文はあるミニオンを召喚したときに発する台詞を文字に起こしたものである。以下の選択肢からその引用元となったミニオンを選んで答えなさい。
「稲妻は二度走る」
a. 荒ぶる雨雲
b. エレクトラ・ストームサージ
c. 雷雲
d. ストームウォッチャー
Q03. 次の内、種族にエレメンタルを含むミニオンを全て答えなさい。
a. マグマ・レイジャー
b. アイス・レイジャー
c. グマグ・レイジャー
d. シャドウ・レイジャー
Q04. このミニオンを手札に追加する効果を持つカードを3枚全て答えなさい。
Q05. 中立を除いた9クラスの内、種族にエレメンタルを含むミニオンが存在するクラスを全て答えなさい。ただし、コレクション不可能なカードと『仁義なきガジェッツァン』で登場したマルチクラスカードは除外するものとする。
Q06. 次の内、種族にエレメンタルを含むミニオンを全て答えなさい。
a. カエルの精霊
b. ダイダラ墓地
c. トルヴィアのストーンシェイパー
d. キノコの王イクスリッド
Q07. 次の画像はあるカードのイラストの一部を切り取ったものである。元になったカードを以下から選んで答えなさい。
a. エア・エレメンタル
b. マナ・サイクロン
c. アルカノサウルス
d. ドクター・ブーム
Q08. 次の内、《原始の王カリモス》の雄叫びで使用されるエレメンタルの加護として存在するものを全て答えなさい。
a. 山の加護
b. 雨の加護
c. 火の加護
d. 風の加護
Q09. このカードの名前を答えなさい。
Q10. 次の内、種族にエレメンタルを含むミニオンから引用されているフレーバー・テキストを全て答えなさい。
a. これがホントの「コケにする」だな!
b. 原材料: 星の構成物、青色1号、天然および人工香料
c. ヤツの母ちゃんの言うことにゃ、ヤツはぽっちゃり体型なだけらしい。
d. デートの待ち合わせ場所には向いてないが、すれ違うのも恋の醍醐味だろ?
Ex. 種族にエレメンタルを含むミニオンが2番目に多く収録されているカードセットの名前を答えなさい。ただし、条件に当てはまるカードセットが複数ある場合、その全てを答えること。カードプールは2019年7月2日に実施されたパッチ14.6(《退散》、《思念撃破》栄誉の殿堂入り)時点のもので、コレクション不可能なカードはその収録数に数えないものとする。(例: 《フレイム・エレメンタル》は『大魔境ウンゴロ』に収録されているエレメンタルの1枚として数えない)
※ ここから下にスクロールすると解答があります。
【解答】
Q01. 炎の王ラグナロス
Q02. d(ストームウォッチャー)
召喚した際に「稲妻は二度走る」と発するのは《ストームウォッチャー》。過去のスタンダードでは《躯の駆り手》に疾風を付与するためのミニオンとして採用されたレシピが話題となった。『妖の森ウィッチウッド』で《ゲン・グレイメイン》が登場したことにより、偶数である《疾風のハーピィ》にその役割を譲ることとなる。
残りの選択肢となるミニオンが召喚されたときの台詞はそれぞれ《荒ぶる雨雲》が「嵐の前の静けさ」、《エレクトラ・ストームサージ》は「雷は二度落ちるのさ」、《雷雲》は「嵐を起こしましょう」となっている。
Q03. a(マグマ・レイジャー)、b(アイス・レイジャー)
《シャドウ・レイジャー》はエレメンタルというよりは(『Hearthstone』でも《古代のシェード》や《移ろいのシェード》などで見られるような)シェードに近いフォルムをしている。シェードは『World of Warcraft』内でもアンデッドに分類されているように霊的な性質が強い。
《グマグ・レイジャー》がエレメンタルでない理由は分からないが、《タール・クリーパー》にほぼ完敗とも言えるスペックからは哀愁を感じざるを得ない。
Q04. ファイアフライ、火成のエレメンタル、フレイム・ガイザー
《フレイム・エレメンタル》を手札に追加する効果を持つカードは《ファイアフライ》、《火成のエレメンタル》、《フレイム・ガイザー》の3枚。《ファイアフライ》と《火成のエレメンタル》は《地底の大洞窟》を軸にしたアーキタイプ、クエストローグで活躍した。
《フレイム・エレメンタル》を手札に追加する効果を持つ《フレイム・ガイザー》を手札に追加する効果を持つ《スチーム・サージャー》も存在する。実にややこしい。
Q05. メイジ、パラディン、プリースト、シャーマン、ウォーロック、ウォリアー
▲ ヒーローの並びがコレクション内の順番と異なるので、時間があるときに新しく画像を用意しようと考えています。
パラディンには《親切なランプの精》と《光の王ラグナロス》が、ウォーロックには《タールに潜むもの》、ウォリアーには《タールロード》がそれぞれ存在する。《タールに潜むもの》と《タールロード》は《ストーンヒルの守護者》から発見できるミニオンとしてお世話になったプレイヤーも少なくないはず。
コレクション不可能なカードを含める場合、ソロ・アドベンチャーモード「喧嘩祭」に登場するゴンク・ラプターズのチームメイト《水の精霊》が存在するドルイドもエレメンタルを擁するクラスとなる。
『仁義なきガジェッツァン』で登場したマルチクラスカードには種族にエレメンタルを含む《翡翠の精霊》が存在する。これは翡翠蓮に属するドルイド、ローグ、シャーマンの3クラスが使用可能なカードで、個々の解釈により解答にブレが生じないよう除外するものとした。ちなみに、《翡翠の精霊》は元々種族を持たないミニオンだったが、2017年7月10日に実施されたアップデート(何故か日本語記事がない)によりエレメンタルとなった。
Q06. b(ダイダラ墓地)
『天下一ヴドゥ祭』に登場する《カエルの精霊》や《サメの精霊》などの精霊サイクルは全て種族を持たないミニオンで構成されている。が、《翡翠の精霊》はエレメンタルとなっている。
《ダイダラ墓地》は種族にエレメンタルを含むミニオン。
《トルヴィアのストーンシェイパー》はエレメンタルに関連した雄叫びを持つミニオンだが、自身は種族を持たない。
《キノコの王イクスリッド》はかつてエレメンタルだったが、2018年8月に実施されたパッチ12.0で種族が変更された。
Q07. a(エア・エレメンタル)
第7回ハースストーンクイズと同じ選択肢が再登場している。諸君、これが再生メカニクスだ!
Q08. c(火の加護)、d(風の加護)
▲ 風の範疇超えてない?
エレメンタルの加護はそれぞれ古代ギリシャの哲学者によって提唱された四元素(四大元素)に対応している。
Q09. 魔力喰らい
《魔力喰らい》は2019年7月2日に実施されたパッチ14.6で実装されたカードの1枚。数々のミニオンが『栄誉の殿堂』に移動となり収録されているカードの枚数が減ってしまった『クラシック』の補填として追加された。レアリティの観点で見ると《アジュア・ドレイク》や《コールドライトの託宣師》が存在していた枠となる。
Q10. b(宇宙異常体)、c(山の巨人)、d(動く噴水像)
▲ これがホントの「コケにする」だな!
《ファーボルグの苔編み師》の雄叫びに因んだフレーバー・テキストになっている。
▲ 原材料: 星の構成物、青色1号、天然および人工香料
食品表示法によって義務付けられている食品表示が元になっている。原材料名は添加物でない原材料と食品添加物(とそれぞれの区分)の順に並んでおり、そこから重量順に列挙される。
▲ ヤツの母ちゃんの言うことにゃ、ヤツはぽっちゃり体型なだけらしい。
『クラシック』初出の《海の巨人》、《山の巨人》、《溶岩の巨人》のフレーバー・テキストには全て「ヤツ」という記述が登場する。
▲ デートの待ち合わせ場所には向いてないが、すれ違うのも恋の醍醐味だろ?
日本でも石像や銅像は待ち合わせ場所の目印として利用されることが多い。渋谷にある「モヤイ像」や「忠犬ハチ公像」などはその例として非常に有名。
Ex. クラシック
種族にエレメンタルを含むミニオンの収録数が最も多いカードセットは言うまでもなく『大魔境ウンゴロ』(24種)だが、そこに続くのはなんと『クラシック』(9種)。
気になるエレメンタルの収録数ランキングは以下のようになっている。
- 第1位(24種)……大魔境ウンゴロ
- 第2位(9種)……クラシック
- 第3位(7種)……爆誕!悪党同盟、コボルトと秘宝の迷宮
- 第4位(6種)……博士のメカメカ大作戦
- 第5位(5種)……妖の森ウィッチウッド
- 第6位(3種)……基本、凍てつく玉座の騎士団、旧神のささやき
- 第7位(2種)……天下一ヴドゥ祭、仁義なきガジェッツァン、リーグ・オブ・エクスプローラー、栄誉の殿堂
- 第8位(1種)……ワン・ナイト・イン・カラザン、グランド・トーナメント、ブラックロック・マウンテン、ゴブリンVSノーム
- 第9位(0種)……ナクスラーマスの呪い
いかがでしたか?マグマ・レイジャーより超クールな人も、そうでない人もまた次回お会いしましょう。